ソファーやベッドフレーム、マットレスはどれも処分するのが大変なアイテムです。ほとんどのベッドフレームは重く、そのままではひとりで持ち上げることも困難です。マットレス(スプリング入り)は、国が指定する適正処理困難物であり、引き取っていない自治体もあるほどです。周南市では、これらのインテリアアイテムをどうやって処分すればいいのでしょうか?
周南市はソファー、ベッドフレーム、マットレスを「粗大ごみ」に指定
周南市は、ソファーやベッドフレーム、マットレスを、すべて粗大ごみの分別区分に指定しています。周南市にお住まいの方は、少なくとも周南市のサービスを利用すれば、これらを処分することが可能です。
周南市でソファー、ベッドフレーム、マットレスを処分する方法
周南市では、市のサービス(戸別収集とごみ処理場への搬入)と不用品回収業者を利用して、ソファーやベッドフレーム、マットレスを処分することができます。
周南市の戸別収集で処分
周南市は、地域別に粗大ごみの収集日を設定するのではなく、戸別収集により粗大ごみを収集しています。
戸別収集を希望する場合は、周南市のリサイクル推進課に電話で申し込みます。住所、氏名、電話番号と、粗大ごみの品目、個数(5個まで)を伝えると、収集日や収集場所、手数料が伝えられます。収集場所は基本的に自宅のすぐ近く(玄関先やエントランス付近)になりますが、道路状況により収集車が入れない場合は、少し離れた場所が指定されることもあるので注意が必要です。
戸別収集を依頼する際は、収集日時を指定できないこと、また収集時に立ち会いが必要なことも覚えておきましょう。やむを得ず収集に立ち会えない場合は、事前にリサイクル推進課に手数料を支払っておくことも可能です。
・周南市リサイクル推進課 電話:0834-61-0310
周南市のごみ処理場に搬入して処分
不要になったソファーやベッドフレーム、マットレスを運べる車を所有しているか、借りられる方は、周南市や近隣の下松市にあるごみ処理場にこれらを運び込んで処分することが可能です。
処理手数料は、搬入先によっても異なりますし、粗大ごみの種類によっても異なるため、詳しくは搬入するごみ処理場に確認してください。
・家庭ごみ搬入受付センター
住所:周南市臨海町1番地 電話:0834-61-0335
受入可能日時:平日8時30分~11時30分、13時~15時30分
土曜8時30分~11時30分
不燃性と可燃性の粗大ごみを受入可能
・周南市鹿野一般廃棄物最終処分場
住所:周南市大字鹿野下中木屋ノ谷 電話:0834-68-2333(鹿野総合支所市民福祉課)
受入可能日時:月曜日と火曜日を除く平日・土曜・日曜祝日9時~16時30分
不燃性と可燃性の粗大ごみを受入可能
・周南地区衛生施設組合・恋路クリーンセンター
住所:下松市大字河内340番地 電話:0833-43-2636
受入可能日時:平日8時15分~12時、13時~16時30分
可燃性の粗大ごみを受入可能
不用品回収業者に引き取りを依頼して処分
ソファーやベッドフレーム、マットレスは、不用品回収業者に引き取りを依頼して処分することも可能です。不用品回収業者は、民間ならではのレスポンスのよさが魅力です。周南市では対応できない日時を指定しての回収や、不用品の買取査定などにも対応しています。
不用品回収業者を利用するのはかんたんです。山口えびすサポートの場合は、電話や見積もりフォーム、LINEを通じて連絡をするだけでOKです。
以下のような希望をお持ちの方は、不用品回収業者がベストです。
すぐに処分したい
ソファーやベッドフレーム、マットレスをすぐに処分したい場合、周南市のサービスでは回収日時を指定できないのでそれを実現できません。不用品回収業者を利用すれば、回収日時の指定だけではなく、可及的速やかな処分、つまり申込当日に処分することも可能です。
楽に処分したい
周南市の戸別収集を利用する際の回収場所は、多くの場合、家のすぐ近くが指定されます。しかし、すぐ近くとは言っても、集合住宅の場合はエントランス付近になるので、そこまでは自力でベッドフレームなどの重量物を運ばなければなりません。エレベーターがあればよいのですが、エレベーターに積み込めるともかぎりませんし、階段を使って運ぶとなると重労働です。楽に処分したいのであれば、不用品回収業者を利用しましょう。市のスタッフは回収場所からの積み込みと運搬しかやってくれませんが、不用品回収業者は部屋からの搬出から積み込み、運搬作業をすべてやってくれます。
売りたい
国内や海外の有名メーカーの家具は、中古需要が多いため売却できる可能性があります。量販店で販売されていた家具類は、あまり高値にはなりませんが、「できれば売却したい」とお考えの方は、業者に相談してみるといいでしょう。
不用品をまとめて処分したい
家庭の片付け関連サービスを幅広く手がけている不用品回収業者は、家庭から出される廃品や不用品なら大方の物を回収して処分できます。
戸別収集を利用する場合は各々の粗大ごみに手数料がかかってしまうため、数が多いと費用がかさんでしまいます。
不用品回収業者は、トラックの荷台スペースを販売するようなパック料金を設定していることが多いので、複数、または大量に不用品がある場合の利用に向いています。
まとまった数の不用品を処分する場合は、不用品回収業者に依頼しましょう。
買い替えならインテリアショップのサービスを利用
ソファーやベッド、マットレスの買い替えを機に、今まで使ってきた製品の処分を予定している方は、インテリアショップの引き取りサービスの利用を検討しましょう。
周南市に店舗を構えている複数の大手インテリアショップが、家具の引き取りサービスを提供しています。買い物と同時に引き取りを依頼できますし、新しい製品の配達時に古い製品を引き取ってもらえるので、流れがとてもスムーズです。
まとめ
周南市では、市の戸別収集、ごみ処理場への搬入、不用品回収業者を利用することで、粗大ごみに該当するソファーやベッド、マットレスを廃棄処分できます。ただし、大きく重いこれらの製品の性質を考えると、誰かに手伝ってもらわないと運べない方には、市のサービスは利用しにくいかもしれません。インテリア製品をスムーズに処分したい方は、山口えびすサポートにご相談ください。