耐火金庫や防盗金庫は、ひじょうに頑丈で、かんたんには持ち出せないよう、重量もひじょうに重く作られています。このような金庫が不要になったときのことを考えたことがありますか?頑丈な金庫は、少々処分することが難しいのです。
この記事では山口市で金庫を処分する方法を紹介しています。将来的に実家の片付けなどで金庫を処分する可能性がある方は、ぜひ読んでみてください。
山口市における金庫の分別区分
山口市は、その「ごみ分別の手引き」の中で、金庫の分別区分を「金属・小型家電」としています。ただし、ここで言う金庫とは「手提げ金庫」です。山口市は耐火金庫や防盗金庫などの頑丈な金庫をごみとして回収していません。
手提げ金庫はごみステーションに出せる
すでに紹介したように手提げ金庫は「金属・小型家電」の分別区分に指定されているので、月に1回設定されている収集日を利用して処分できます。透明、または中身の見える半透明のビニール袋に入れて出しますが、大きめのものについてはそのまま出してもかまいません。
山口市で耐火金庫や防盗金庫を処分する方法
山口市は耐火金庫や防盗金庫を回収していません。それでももちろん、市民の皆様はこれらを処分することが可能です。不用品回収業者、もしくは販売店などの専門業者を利用して処分します。
不用品回収業者
耐火金庫や防盗金庫のような頑丈な金庫をリーズナブルな金額で処分できるとすれば、この不用品回収業者を利用する方法でしょう。不用品回収業者を利用すれば、金庫の状況次第ですが数千円から3万円程度で大方は処分できます。
ただ、処分しようと思っても、そうかんたんには処分できない金庫もあります。扉を開けられない状態の金庫や、搬出が難しい場所にある金庫です。
当然のことながら、扉の閉まった状態の金庫を処分することは不可能です。どんな重要な物が中に入っているかわからないので、これをそのまま処分する人はいないと思いますが、この場合は販売店等の専門業者に扉を開けてもらわなければ話は始まりません。料金も高くなります。
搬出が難しい場所にある金庫については、不用品回収業者が対応可能ですが、やはり費用は高額になります。ただし、重機を使うような作業にも対応してくれるので、処分できないということはありません。
金庫といっしょに不要な家財もまとめて処分
不用品回収業者は家庭で不要になったものならほぼすべて回収することが可能です。これが、金庫しか回収しない専門業者との違いです。金庫を処分するシチュエーションでは、おそらく不要な家財も処分する必要があるはず。不用品回収業者の「積み放題」などのパックを利用すれば、まとまった量の不用品を安く処分することが可能です。
販売店などの専門業者
金庫を購入した販売店などの専門業者に依頼して耐火金庫や防盗金庫を処分することも可能です。
専門業者のよいところは、やはりトラブルを抱えている金庫でも解錠して引き取り、処分してくれることでしょう。その分、料金はやや高くなりますが、背に腹は代えられません。不用品回収業者同様、屋内から搬出することが難しい金庫の回収にも対応してくれます。
比較的新しい金庫は売却処分可能
耐火金庫や防盗金庫は、その性能を20年程度は保てますが、それ以降はやはり機能が低下してしまうため、古い金庫を売却することは難しいようです。金庫も20年経てば進歩します。今の製品にはスマホとの連携機能や生体認証なども付いているので、やはり古い金庫では見劣りしてしまうのです。
しかし、今の製品に近い、比較的新しい金庫であれば売却処分できる可能性があります。正常に動作する比較的新しい金庫を処分するのであれば、まず売却できないか考えてみましょう。
まとめ
山口市で金庫を処分する方法を紹介しました。山口市は手提げ金庫を「金属・小型家電」の分別区分に指定しているので、市民の皆様はこの収集日にこれを処分できます。
耐火金庫や防盗金庫といった大型で重い頑丈な金庫については、不用品回収業者や金庫の販売店に相談しましょう。
「山口えびすサポート」は、山口市を中心に県内全域で金庫を処分するサポートをしています。お困りの際はぜひご相談ください。