高齢化による認知能力の低下、精神的な病気や障害など、さまざまな理由で自宅がゴミ屋敷化してしまうことが、度々ニュースやテレビ番組で取り上げられるようになりました。
ゴミ屋敷は、そのまま放置する大量のゴミが原因の火災やにおい、害虫・害獣などの被害が起こる可能性が高いので、行政は厳しい対応を行う場合があります。
「大きな被害が出てしまう前に、早くゴミ屋敷を片付けたい」そう考えている方へ、今回は、宇部市内のゴミ屋敷を片付ける3つの方法について、詳しく解説していきます。
宇部市でゴミ屋敷を放置するとどうなるの?
宇部市にはゴミ屋敷に焦点を合わせた条例が策定されていませんが、汎用(はんよう)的な条例として「宇部市環境保全条例」というものがあります。
宇部市環境保全条例の第4章「土地、建物等の清潔保持」の項目第63条では、以下のように定められています。
市民は、占有し、又は管理する土地又は建物及びその周囲の清潔を保ち、相互に協力して地域の社会環境を保全するよう努めなければならない。
【参照】宇部市環境保全条例
条例に違反すると、宇部市から土地や建物の所有者に対してゴミ屋敷を片付けるように指導されます。
指導に応じない場合は、テレビのニュースや新聞などで見かける行政代執行などによって、ゴミ屋敷内のゴミが強制的に撤去される場合があります。
例えば、ゴミ屋敷によってにおいや害虫・害獣などの苦情が近隣住民から出ている場合や、ゴミ屋敷からゴミが公道にがあふれ出ている場合は、強制撤去の対象になりやすいです。
しかしゴミ屋敷の行政代執行は繰り返し指導を行い、それに応じない場合の「最終手段」ですので、なかなか行使されません。
行政代執行前に、ゴミ屋敷のゴミによる火災のリスクや、健康被害によってなんらかの病気を発症するリスクのほうが高いので、ゴミ屋敷はなるべく早くに対処したほうがいいでしょう。
宇部市のゴミ屋敷片付けはどうすればいい?3つの方法
宇部市内のゴミ屋敷を片付ける方法は、主に以下の3つがあります。
ここからは、上記3つのゴミ屋敷を片付ける方法について詳しく解説していきます。
1.宇部市内のゴミステーションにゴミを持ち込んで処分する
宇部市では、大きくわけて「燃やせるゴミ」「燃やせないゴミ」「資源ゴミ」の3つが、宇部市内の各ゴミステーションに出して、無料で処分することができます。
燃やせるゴミ(月・水・金曜日) |
● 生ゴミ ● 保冷剤・乾燥剤 ● 凝固剤で固めた、あるいは新聞紙で吸収した食用油 ● 紙おむつ ● 紙ゴミ ● 草や枝 など |
また、燃やせるゴミの場合は「宇部市指定のゴミ袋」を購入して、この指定ゴミ袋に燃やせるゴミを入れて宇部市内のゴミステーションに出すことになります。
一方で、「プラスチック製容器包装」や「缶・ビン」「燃やせないゴミ」「古紙」は、指定ゴミ袋がないので、市販の半透明の袋に入れるなどして処分します。
燃やせないゴミ (月1回) | プラスチック製容器包装 (週1回) | プラスチック (月1回) | 缶・ビン (月1回) | 古紙 (月1回) |
● 小型家電 ● 金属製品 ● ガラス・陶磁器類 ● 布・繊維・革製品・寝具 ● 乾電池・ライター・蛍光灯・水銀使用体温計の危険ゴミ など | 「プラスチック製容器包装」識別マークが確認できるプラスチック製品 | 「ペットボトル」識別マークが確認できるペットボトル容器
ふたやラベルは、「プラスチック製容器包装」回収へ | ● アルミ缶 ● 使い切ったスプレー缶 ● ビン | ● 新聞紙 ● 雑誌 ● ダンボール ● 紙箱 ● 包装紙 など |
ゴミ屋敷では、ダンボール箱に小物を入れて保管している方が多いので、ゴミ屋敷を片付ける際にダンボールが大量の出る場合があります。
大量にダンボールがある場合は、「新町資源ごみ拠点回収施設」と「黒石ふれあいセンター北側資源ごみ拠点回収施設」の2つの資源ゴミ拠点回収施設に直接持ち込むことで処分することも可能です。
【参照】ステーションに出せるゴミ/宇部市
2.宇部市の戸別回収を利用して処分する
宇部市内のゴミステーションに出せるゴミは、無料で処分することができますが、その他の「ゴミステーションに出せないゴミ」に関しては、戸別回収で処分する必要があります。
粗大ゴミ | 小動物の死体 | 家電リサイクル法対象品 |
● 大型家具 ● 大型家電製品類 | 中型犬までの大きさの、小動物の死体 | メーカーや家電量販店の回収を利用できない場合 |
ゴミ屋敷の片付けで、長さ1m・幅50cm・重さ10kgを超える大型家具や家電リサイクル法対象外の家電、動物の死体、草や剪定枝などで、宇部市内のゴミステーションに出せないほど大量にある場合は、宇部市の戸口回収を利用することができます。
宇部市の廃棄物対策課に連絡し、指定された日時に立ち会うことで戸口回収を利用でき、粗大ゴミの場合は1品につき1,100円の範囲内で品物ごとにかかる処分費用を支払って処分することが可能です。
また、冷蔵庫・冷凍庫や洗濯機・乾燥機、テレビ、エアコンの4品目は、家電リサイクル法によってリサイクルが義務づけられている他に、電動機付き自転車やバイクなどは、宇部市では回収することができません。
そのため、購入した店舗やメーカーに問い合わせて、引き取りにきてもらう必要があります。
【参照】ステーションに出せないゴミ
【参照】粗大ゴミなどの戸別収集/宇部市
3.ゴミ屋敷片付け対応の不用品回収業者に依頼してゴミを処分する
宇部市内のゴミステーションや、戸口回収を利用して無料あるいは安くゴミを処分することができますが、ゴミ屋敷内のゴミは大量なので、長い期間かけて少しずつ処分することになります。
また、大量のゴミの中から、預金通帳や印鑑、土地の権利書など貴重品を探しながらゴミを片付けなければいけない場合も多いので、自分でゴミ屋敷を片付けることが難しい場合もあります。
この場合、ゴミ屋敷の片付けのプロである不用品回収業者に依頼して、ゴミ屋敷の片付けを依頼することをおすすめします。
不用品回収業者であれば、ゴミの量に応じた人数のスタッフによって、一気に片付けに取り組むことができるほかに、面倒な分別作業を行わずに、早ければ数時間でゴミ屋敷を片付けることができます。
宇部市のゴミ屋敷片付け対応!プロに依頼してきれい片付けるメリット
私たち山口えびすサポートは、ご不要品1点から、あるいは一軒屋のお片付け、遺品整理・生前整理などを行う不用品回収業者です。
山口県全域が対応エリアですので、もちろん宇部市のご不要品も回収に伺います。
ゴミ屋敷の片付けを誰かに依頼することは、とても勇気がいることですが、わたしたちはご依頼者の方に寄り添い、ゴミ屋敷の片付けをお手伝いさせていただいております。
ここからは、わたしたち山口えびすサポートの取り組みの一部をご紹介いたします。
1.地域最安値
私たち山口えびすサポートは、宇部市を含む山口県内で一番安い価格設定の不用品回収業者です。
「不用品回収業者に依頼すると高くなるんじゃないか」と不安を抱えている方に、安心してゴミ屋敷の片付けをお手伝いさせていただくために、お得な「トラック積み放題プラン」をご用意しております。
また、骨董(こっとう)品やブランド食器、アンティーク家具などは買い取りさせていただけますので、処分費用と買取金額を相殺することで、より安くご利用いただけます。
2.さまざまなサービスを利用できる
山口えびすサポートでは、不用品回収の他に一緒にご利用していただける幅広いサービスをご用意しております。
例えば、女性お一人で住まわれている方であれば、男性スタッフを家に入れるのは抵抗があるという方が多いと思います。
この場合、「女性専門片付けサービス」をご利用いただける他に、ご都合に応じて「深夜・早朝サービス」をご利用いただけます。
この他に、ゴミ屋敷のお片付け終了後のハウスクリーニングも行っておりますので、気軽にご相談ください。
3.回収実績3万件の実績と信頼
地域最安値を誇る山口えびすサポートの回収実績は、3万件にものぼります。
リサイクル法指定の家電やバイクなど、行政では回収できないご不要品の回収から、一軒家のゴミ屋敷のお片付けまで、幅広くご利用いただいております。
ゴミ屋敷の片付けを誰かに依頼するのは、とても勇気がいることかと思います。
勇気を持ってご相談いただいた方に対し、わたしたちは誠心誠意を持って対応させていただきます。
まとめ
山口県宇部市では、「宇部市環境保全条例」を定めているので、ゴミ屋敷を放置すると行政による強制撤去のリスクがあります。
そのためゴミ屋敷はなるべく早く片付けた方がいいので、今回ご紹介した「ゴミステーションを利用する」「戸口回収を利用する」「不用品回収業者に依頼する」の3つの方法で、ゴミ屋敷を片付けるようにしましょう。
私たち山口えびすサポートでは、山口県内で一番安い料金で、ゴミ屋敷の片付けをお手伝いさせていただいております。
ご不要品の処分だけではなく、買取可能な骨董(こっとう)品類の買取、そしてゴミ屋敷を片付けたあとのハウスクリーニングなどのサービスが充実しておりますので、気軽にご相談ください。