布団は燃える素材でできていますし丸めることもできるので、なんとか可燃ごみとして処分できそうに思う人もいるかもしれませんね。しかし、多くの自治体が布団を可燃ごみの収集日に出すことを認めていません。粗大ごみとして処分するのが一般的です。
この記事では山口市で布団を処分する方法を紹介しています。市民の皆様の参考になれば幸いです。
山口市は布団を「粗大ごみ」に分類
ごみを捨てるときに必ず確認しなければならない分別区分。この分別区分は自治体が所有するごみ処理施設の処理能力を考慮して自治体自らが決めているものであり、これをしっかり守ってごみを出すことが、住民には求められています。
なお、山口市では布団は「粗大ごみ」です。山口市は粗大ごみを戸別収集(予約制)とごみ処理施設への持ち込みを受け入れる形で収集しています。
山口市で布団を処分する方法
山口市で布団を処分する方法山口市民の皆様が利用できる布団を処分する方法は、すでに紹介した「戸別収集」と「ごみ処理施設への持ち込み」以外にもあります。
実は山口市では、条件付きで布団を「可燃ごみ」として処分することも可能です。また、不用品回収業者に布団の収集を依頼して処分することも可能です。
戸別収集(予約制)
山口市は粗大ごみを予約制の戸別収集で収集しています。市民の皆様は、清掃事務所の受付専用電話、またはインターネットを利用して収集を申し込むことが可能です。
・電話の場合
清掃事務所受付専用電話:083-941-0053 平日の8時30分から17時に受付
担当者の指示に従い必要事項を伝えると、折り返し収集日や収集場所、手数料額、受付番号などが伝えられます。メモ帳やスマホにメモしておきましょう。
その後、山口市の窓口に行き手数料を支払います。お近くの窓口を電話のときに担当者から案内されます。手数料を支払うと、引き換えに収集通知書と粗大ごみ処理券が渡されるので確認してください。処理券は処分する布団に貼り付けておきましょう。
収集日になったら、指定された場所に布団を搬出します。
・インターネットの場合
インターネットで予約する場合は、手数料をキャッシュレス決済で支払うことになります。キャッシュレスでの支払いができない方は電話で予約してください。
画面に表示される案内どおりに操作すれば収集を予約できます。
支払いを済ませると、登録したメールアドレスに支払い完了の通知メールが届きます。そのメールにあるリンクから布団に貼る処理券代わりの紙をプリントアウトしてください。これをプリントアウトしなくても、ご自身で予約番号と品目を記入した紙を用意して貼れば問題ありません。
収集日になったら、指定された場所に布団を搬出してください。
ごみ処理施設への持ち込み
粗大ごみに該当する布団は、ごみ処理施設に持ち込んで処分することも可能です。布団を積み込める自家用車をお持ちの方は、以下のごみ処理施設に持ち込めます。
・清掃工場
住所:大内御堀496番地 電話:083-927-0020
※平日の8時30分から16時30分と土曜日の8時30分から12時にオープン
・不燃物中間処理センター
住所:宮野下11782番地1 電話:083-941-0051
※平日の8時30分から16時30分と土曜日の8時30分から12時にオープン
・青江一般廃棄物最終処分場
住所:秋穂東3465番地先 電話:083-984-4799
※平日と第2・第4土曜日の8時30分から16時30分にオープン
・阿知須清掃センター
住所:阿知須5819番地 電話:0836-65-4953
※平日の7時30分から12時と13時から14時にオープン
・阿東クリーンセンター
住所:阿東生雲東分11119番地 電話:083-952-1378
※平日の13時から16時と第3日曜日の8時30分から12時、13時から16時にオープン
ごみ処理施設に粗大ごみを搬入する場合、20kgまでならお金はかかりません。
可燃ごみ(燃やせるごみ)
山口市は布団を粗大ごみに分類しているものの、実は可燃ごみとして処分する方法もあります。少々面倒ではありますが、50cm四方以下の大きさに裁断すれば、可燃ごみとして処分することが可能です。市の指定収集袋に入れて、週に2回ある燃やせるごみの収集日に出してください。
不用品回収業者
不要な布団を不用品回収業者に収集を依頼して処分することも可能です。ただ、布団1枚だけ処分するために業者を利用すると高くついてしまうので、家財の整理などのタイミングで利用することをおすすめします。
物量が多くなれば不用品回収業者がお得
不用品回収業者は、多くの場合、トラックの荷台を一定量で区切り積み放題にする定額制の料金を採用しています。そのため、物量が多いほうが、料金がお得になる傾向があります。これが家財整理などのタイミングでの利用をおすすめする理由です。
まとめ
山口市は布団を「粗大ごみ」に指定しています。布団だけを処分するのであれば、戸別収集を依頼するか、ご自身でごみ処理施設に持ち込んで処分すると、あまりお金がかかりません。
山口えびすサポートは、山口市内で布団を含む家財を処分するお手伝いをしています。大掃除、実家の整理などを予定されている方は、ぜひご連絡ください。