ソファーやベッド用のスプリングマットレスならともかく、ベッドフレームをひとりで運ぶのは大変です。スプリングの入っている製品は粗大ごみとして収集していない自治体もあるほどの処理困難物ですが、宇部市にお住まいの方が、このような処理困難物を処分するにはどうしたらいいのでしょうか?詳しく解説します。
宇部市はソファーやベッド、スプリングマットレスを粗大ごみに分類
宇部市はソファーやベッドフレーム、スプリングマットレスをすべて「粗大ごみ」に分類しています。
ちなみにスプリングの入っていないマットレスについては、長さ1m、直径50cm以内の大きさになるまで丸めてひもでしばれば、「月1回収集の燃やせるごみ」で出すことが可能です。週3回ある燃やせるごみの定期収集では出せないのでご注意ください。
宇部市におけるソファー、ベッド、スプリングマットレスの処分依頼先
宇部市では、粗大ごみに該当するソファーやベッドフレーム、スプリングマットレスを、以下に紹介する施設や業者に依頼して処分することが可能です。
宇部市廃棄物対策課(戸別収集)
宇部市廃棄物対策課は、粗大ごみの戸別収集の依頼先です。通常のごみステーションからの回収ではなく、住宅の玄関先、集合住宅の場合は入り口付近など、お住まいの近くからの回収になることが特徴です。
戸別収集の依頼は電話で行います。収集日は地域によって決まっているわけではなく、話し合いにより予定をすり合わせる形で決められます。
・宇部市廃棄物対策課 電話:0836-33-7291
宇部市の戸別収集を利用するメリットは、比較的安い費用で不要になったソファーやベッド、スプリングマットレスを処分できることです。
一方、戸別収集にはデメリットもあります。収集スケジュールをすり合わせる必要があるため、必ずしも希望どおりにはならないことや、手数料支払いのために立ち会わなければならないこと、さらに近くとはいえ、自分で指定の場所まで重量物を運ばなければならないことは、戸別収集のデメリットだといえます。
宇部市のごみ処理施設(自己搬入)
宇部市のごみ処理施設を利用してソファーやベッドフレーム、スプリングマットレスを処分できます。ごみ処理施設には自己搬入する必要があるので、これらを積載可能な車を準備しなければなりません。
搬入先は、宇部市環境保全センターの中にある「宇部市ごみ焼却場」です。物により同じ敷地内にある「宇部市リサイクルプラザ」に搬入することになる場合もあるので、事前に確認することをおすすめします。
・宇部市ごみ焼却場(電話:0836-31-3664)
・宇部市リサイクルプラザ(電話:0836-31-5584)
住所:宇部市大字沖宇部字沖ノ山5272番地5
ごみ処理施設に持ち込む場合、手数料は10kgまで無料。10kgを超えると20kgまで286円、20kgを超えると10kgごとに143円が加算されます。
ごみ処理施設に自己搬入するメリットは、やはり費用が安く済むことにつきます。その代わり、車がなければ利用できないことや、荷物の積み下ろしはすべて自分でやらなければならないことは、デメリットだといえるでしょう。
不用品回収業者
宇部市内の一般家庭を対象にサービスを提供している不用品回収業者に依頼して、ソファーやベッドフレーム、スプリングマットレスを処分することが可能です。不用品回収業者は、行政サービスとは異なる、民間ならではのフレキシブルな対応が特徴です。
不用品回収業者を利用することで、行政では対応できない以下のようなことも可能になります。
即日の処分が可能
不用品回収業者を利用すれば、不用品を即日処分することも可能です。宇部市の戸別収集サービスでは、さすがに即日の処分は不可能です。電話1本だけで大きなベッドフレームもすぐに処分できます。
回収日時を指定可能
不用品回収業者を利用すれば、回収日を指定することが可能です。宇部市の戸別収集でもある程度は希望を聞いてくれますが、さすがに早朝や夜間の時間帯に回収に来てもらうことは不可能です。山口えびすサポートは、年中無休、24時間体制で回収に伺うことが可能です。
物によっては売却が可能
不用品回収業者は、まだ使用可能な不用品を積極的に買い取ってくれることでも知られています。マットレスは難しくても、ソファーやベッドフレームであれば、物によっては売却して処分することが可能です。
大量の不用品の処分が可能
宇部市の戸別収集を利用する場合、一つひとつの粗大ごみに料金がかかるため、数が増えると処分費用がかさんでしまうという難点があります。ごみ処理施設に搬入する場合は重量で料金が決まるので、その点の心配はいりませんが、自分で運ばなければならないため、搬入できる数は限られます。
不用品回収業者を利用する場合は、不用品の数量に応じてプランを選べることが多いので、数量が多ければ多いほど、ひとつあたりの処分費用は安くなります。数量が多ければ売却できる不用品が増える可能性があるので、その点でもお得です。
買い替えなら家具店に依頼する方法も
ソファーやベッドフレーム、スプリングマットレスを買い替えのために処分するのであれば、引取サービスがある家具店で新しい製品を買うという方法を使えます。宇部市にも店舗がある大手家具量販店では、購入製品と同種、同数の家具を引き取るサービスをおこなっています。リーズナブルな手数料だけで処分できるので、買い替えの場合は利用を検討する価値があるサービスです。
まとめ
宇部市では、ソファーやベッドフレーム、スプリングマットレスはすべて粗大ごみに分類されています。ごみステーションには出せないので、回収を依頼するのであれば、市の廃棄物対策課に申し込むか、不用品回収業者を利用しましょう。
不用品回収業者は、宇部市民の皆様が大きなメリットを得られるサービスを提供しています。宇部市内でまとまった数量の不用品を処分する予定がある方は、山口えびすサポートまで、ぜひご連絡ください。