家の庭などに設置するタイプの物置が不要になった場合、下関市ではどうやって処分すればいいのでしょうか?物置は1畳程度の広さの小さなものからちょっとした倉庫と呼べそうな大きなものまで、サイズのバリエーションが豊富。一概に「~ごみ」という風に区分を設けることは難しいように思えます。しかしもちろん、下関市では物置を処分することが可能です。
下関市における物置の分別区分
下関市は、市のごみ分別パンフレットで物置の分別区分には触れていません。そのため、分別区分を特定するために、分別パンフレットをもう少しくわしくチェックしてみました。
下関市は「粗大ごみ」について「おおむね10kg以上の物」としています。しかし、同時に「おおむね50kg以上の物は収集できない」としているので、この間に収まる物であれば粗大ごみとして処分できると判断していいでしょう。
ただ、物置で50kg以下の重量の製品となると数は少ないと思います。2畳程度の大きさの物置でもほとんどがこの条件をクリアできません。
下関市における物置の処分依頼先
市の分別ルールを考慮すると、ほとんどの物置は不用品回収業者に依頼して処分することになります。50kg以下の物置を下関市に依頼して処分する方法とあわせて紹介します。
不用品回収業者
下関市の分別ルールを考えると、ほとんどの物置は市が収集しないごみに該当します。そのため、下関市では不用品回収業者に依頼して処分するのが物置のベストな処分方法だといえるでしょう。
小さめの物置でも、環境によりそのままでは敷地内から運び出せないことがあるので、その場合は解体する必要があります。物置は、DIY経験がある人なら何人か人手を集めれば解体できますが、不用品回収業者を利用する場合は、解体作業から業者にまかせてしまったほうがいいでしょう。
不用品回収業者を利用すれば中の不用品も同時に処分可能
処分する物置の中には、おそらく多かれ少なかれ、不用品が入っているはずです。これらの不用品は下関市のごみ収集サービスを利用して処分してもいいのですが、やはり分別しなければならないので、これらの不用品もまとめて不用品回収業者に処分を依頼したほうがいいでしょう。
もちろん、家庭の不用品なら、すべて物置といっしょに処分できます。
不用品回収業者なら特殊な環境に設置されている物置にも対応可能
不用品回収業者は物置の解体作業が可能ですが、さらに屋上などの特殊な環境に置かれている物置の搬出作業も可能です。場合によっては重機を使った物置の移動も可能です。
下関市(粗大ごみの戸別収集)
重量が50kgに満たない、解体しなくても運び出せる物置は、下関市に戸別収集を依頼して処分することが可能です。下関市はいかなる場合でも解体された物を粗大ごみとして収集することはないのでご注意ください。収集の依頼は「粗大ごみ等受付センター」に電話で行います。
・粗大ごみ等受付センター 電話:083-254-5380
粗大ごみ等受付センターは、平日の9~17時(休日の次の日は19時)まで電話を受け付けています。粗大ごみの収集日は地域ごとに決まっているので、地域の収集カレンダーを確認して締切日までに電話をしてください。
収集を申し込んだら、収集日までにコンビニなどの販売店で処理手数料相当額の処理券を購入しておきましょう。処理券は、処分する物置に貼り付けておきます。収集日が来たら、8時30分までに指定の場所に物置を出しておいてください。
2畳程度の大きさの物置でも50kg以下の製品はあるようですが、下関市で粗大ごみとして処分できる物置は限られます。それでも人がひとりで運ぶには十分に重い物体です。これを近くとはいえ指定の場所まで運ばなければならないのですから、家族や友人の手を借りる必要はあるでしょう。下関市のスタッフは敷地内から物置を運び出す手助けをしてくれません。
状態のよい物置なら売却して処分
中古の物置はニーズが多く、状態のよいものなら比較的高値で売却できる可能性があります。物置を専門に買い取っている業者もあるほどなので、とくに「イナバ物置」「ヨド物置」などの有名メーカーの製品ならば、処分する前に売却できないか考えてみてください。
まとめ
下関市が粗大ごみとして回収してくれるのは重量50kg未満の物置だけです。重量50kg以上の物置は不用品回収業者を利用して処分しましょう。
粗大ごみとして出せる物置でも、中に保管されていた不用品などを処分することを考えると業者を利用したほうがスムーズであり楽です。
山口えびすサポートは、下関市で物置を回収・処分しています。条件が合えば物置を買い取ることも可能なので、処分にお困りの方はぜひご連絡ください。