タンスなどの木製家具は大きく、重量もあるので、捨てようと思っていても、行動に移せず、いつまでもそのままになってしまいがちです。この記事では、処分が先送りになりがちなタンスを処分する方法を、下関市にお住まいの方のために紹介しています。木製家具の処分にお困りの方は、ぜひ参考にしてください。
下関市ではタンスなどの木製家具は粗大ごみ
下関市は、タンスや本棚など、木製の家具を「粗大ごみ」の分別区分に指定して収集しています。状況次第ですが、タンスを1棹(さお)だけ処分するのであれば、下関市のサービスを利用すると処分費用を安く抑えられるでしょう。
下関市でタンスなどの木製家具を処分する方法
下関市にお住まいの方は、下関市が提供している粗大ごみの収集サービスのほかに、不用品回収業者を利用してタンスなどの木製家具を処分することができます。個々の状況を考慮して、もっともふさわしい方法を選ぶのがおすすめです。
下関市に戸別収集を依頼する
下関市は、粗大ごみの戸別収集をおこなっています。通常のごみ収集のようにごみステーションからの収集ではなく、自宅周辺の指定場所からの収集です。
下関市の戸別収集を利用する場合は、電話、もしくはインターネットで申し込みます。
・粗大ごみ等受付センター
電話:083-254-5380
電話の受付時間は平日の9~17時までです。月曜日と祝日の翌日は9~19時までの受付です。ごみの種類、申込者の情報、自宅周辺の道路事情などを伝えると、収集日と収集場所、手数料の金額とともに受付番号が伝えられます。
地域により収集日が決まっているため、利用者は収集日時を指定することができません。
インターネットで申し込む場合は、画面の指示にしたがって必要な情報を入力していきます。収集日の2日前になると、収集日と申込内容が記載されたメールが送られてくるので確認してください。
収集日の前日までに、スーパーマーケットなどの販売店で手数料と同額の粗大ごみ等処理券を購入してください。粗大ごみ等処理券は、受付番号を油性ペンで記入したうえで、処分するタンスや家具に貼り付けておきます。
収集日の当日は、8時30分までに指定された場所まで搬出してください。
戸別収集を利用するメリット・デメリット
下関市の戸別収集サービスのメリットは、リーズナブルな手数料を支払うだけで利用できること、家の近くまで引き取りに来てくれることです。
一方、デメリットは、距離の長短は別にして、利用者が重量物を運ぶ必要があることです。市のスタッフは、決められた場所で積み込みを行います。
下関市のごみ処理場に持ち込む
タンスなど、木製家具を運べる程度の大きさの車を所有している方は、下関市のごみ処理場に自ら持ち込んで処分することも可能です。木製家具などの可燃性粗大ごみは、奥山工場で受け入れています。
・奥山工場
住所:下関市大字井田字桑木10378番地 電話:083-257-5311
奥山工場は、平日と年末年始を除く祝日の8時15分から16時までオープンしています。100kgまで520円の処理手数料がかかります。
ごみ処理場に持ち込むメリット・デメリット
ごみ処理場に持ち込むメリットは、もっとも安く処分できることです。
ごみ処理場に持ち込むデメリットは、自ら運ばなければならないこと、タンスを運搬するための車を確保する必要があることです。
不用品回収業者に収集を依頼する
下関市には、一般家庭を対象にサービスを提供している不用品回収業者があります。この不用品回収業者を利用して、タンスなどの木製家具を処分することも可能です。
不用品回収業者も1棹からタンスを回収してくれますが、費用対効果を考えるなら、タンスだけではなく、そのほかの不用品もいっしょに処分することをおすすめします。
下関市の戸別収集サービスでは、1度の利用で15点まで粗大ごみを捨てられます。しかし、それぞれに手数料がかかるため、処分費用がかさんでしまいます。
不用品回収業者は、そのような料金体系ではなく、「トラック1台」などの形で計算するため、不用品をまとめて処分することで、処分費用を節約することが可能です。
また、不用品回収業者を利用すると、以下のようなことが可能になります。
収集日時を決められる
下関市の戸別収集サービスでは、依頼者が収集日時を決めることはできません。不用品回収業者を利用する場合は、朝でも夜でも休日でも、都合のいい日時を指定して収集を依頼できます。
すぐに捨てられる
下関市の戸別収集サービスを利用する場合は、システムの仕様で申込みから収集までに数日程度の時間がかかります。タンスをすぐにでも処分したい方は、不用品回収業者に連絡しましょう。最速でその日のうちに回収に来てくれます。
買い取ってくれる可能性がある
不用品回収業者は、不用品のリユースにも力を入れています。なかには中古品として需要がある家具も存在するので、そのような家具であれば、業者は買い取ってくれます。タンスを買い取ってもらえれば、処分費用を安く抑えられます。
下関市で利用できるそのほかのタンスの処分方法
下関市にお住まいで、タンスや家具の買い替えにともない、古い製品を処分しようとお考えの方は、以下に紹介する方法の利用も考えてみましょう。かなりお得に古い製品を処分することが可能です。
家具店の引き取りサービスを利用する
下関市内には、家具の引き取りサービスを提供している家具店があります。ただし、同じ種類の家具を同じ数だけ購入することが条件です。つまり、買い替えのときにのみ利用できる引取サービスです。
市内に2店舗を持つ家具量販店「ニトリ」や、ゆめシティ新下関に出店している総合ライフスタイルショップ「無印良品」が、このような引取サービスをおこなっています。まだ買い替える家具が決まっていない方は、これらの店で購入することを考えてもいいでしょう。
まとめ
下関市では、ご紹介した方法でタンスなどの木製家具を処分することが可能です。個々の状況を考えたうえで、適切な方法を選択しましょう。
大掃除や空き家の整理など、家具を含むまとまった数の不用品を処分する予定がある方は、山口えびすサポートまでご連絡ください。