タバコをやめた途端、急に不要になるライター。あっても困らない物ではありますが、愛煙家は往々にして、ある程度まとまった数のライターを所有しているものです。
値上げが繰り返され、今や富裕層のための嗜好品になったタバコ。その値上げにも負けず吸いつづけて来たにもかかわらず、「もう限界…」と加熱式や電子タバコへの移行、そして禁煙を考える人は増えてきています。いずれの決断をするにしても、ライターは不要になります。
この記事では、下関市に特化したライターの処分方法を、使い捨てライターのガス抜きの方法も含めて紹介しています。移行や禁煙を考えている下関市の愛煙家の皆様は、ぜひ参考にしてください。
下関市はライターを「有害ごみ」に指定
下関市は、種類を問わずライターを「有害ごみ」の分別区分に指定しています。使い捨てライターもオイルライターも、ガスライターもバッテリー内蔵型のライターも、すべて「有害ごみ」として処分することが可能です。
下関市でライターを処分する方法
下関市民の皆様は、「有害ごみ」として処分する方法のほかに、不用品回収業者に処分を依頼することが可能です。
下関市に収集を依頼(戸別収集)
下関市は「有害ごみ」に該当するライターを、ごみステーションから収集するのではなく、各世帯から直接収集しています。粗大ごみのように申し込んで引き取りに来てもらうスタイルだと理解しておけばいいでしょう。
収集の申し込みは下関市の「粗大ごみ等受付センター」に電話、またはインターネットで行います。
・粗大ごみ等受付センター 083-254-5380
平日の9~17時(休日翌日は19時まで)に受け付けています。
いつでも受け付けています。
ライターを処分する場合は、着火のおそれがないように燃料を空の状態にしてからごみ袋に入れる必要があります。透明か半透明のごみ袋を準備して、蛍光管などの水銀使用廃製品以外の有害ごみといっしょにごみ袋に入れて、収集日の朝8時30分までに指定の場所に搬出してください。なお、100円の処理手数料がかかるので、事前にコンビニなどの販売店で処理券を購入し、ごみ袋に貼り付けておきましょう。
不用品回収業者に収集を依頼
下関市をサービスエリアにしている不用品回収業者にライターの収集を依頼することも可能です。市に収集を依頼するときと同様に、基本的には燃料を空にして着火することがないようにしてから収集を依頼します。
ほかの不用品もライターとともに処分するのがおすすめ
ただし、ライターを処分するためだけに業者を利用すると、料金体系のこともあり、処分費用がかさんでしまいます。そのため、業者を利用するのであれば、ほかの不用品もライターといっしょに処分したほうがいいでしょう。
急いでいるときも
事情があってライターを急いで処分しなければならない場合も不用品回収業者の利用がおすすめです。下関市の収集サービスは戸別収集とはいえ、地域ごとに収集日が決まっているため、収集日が来るまでに待たされることも多くあります。
ライターを譲渡して処分
使用できることが条件ではありますが、ライターは、誰かに譲渡して処分することも可能です。その方法をご紹介します。
買取業者に売却
まずは買取業者に売却する方法です。リサイクルショップやブランド品の買取専門業者などがこれに該当します。したがって、ブランド品やコレクターズアイテムに該当するライターでないと売却することはできません。ジッポ、デュポン、ダンヒルといったライターなら、この買取業者に売却して処分できる可能性があります。
個人売買で売却
個人売買。これはおもにスマホアプリやネットオークションを利用して売却相手を探す方法を指します。「メルカリ」の利用者がとても増えているようですね。
ライターをこのような売買サイトに出品して処分することが可能です。未使用の使い捨てライターを出品している人もいるほどなので、ニーズさえ見つかれば、値段はともかくとして売却できるという魅力が個人売買にはあります。
出品リスト作りなどの多少面倒な作業はありますが、買取業者が査定もしないようなライターでもある人にとって魅力であれば売れるので、出品してみてはいかがでしょうか?
自分で価格を設定できること、また適正価格で売れやすいこともアプリやオークションのいいところですね。
ただ、売れなければいつまでも処分できないので、その点についてはお忘れなく…
タダで譲渡
ライターをもらってくれる人はけっこういます。喫煙者の友人、行きつけのお店など、心当たりはありませんか?ある程度、まとまった数のライターがあるなら聞いてみる価値があります。
フリーペーパーやネットの地域限定掲示板を利用して譲渡相手を見つける方法もあります。「ジモティー」は、不要な物品を売却するだけではなく、タダで譲渡することもできる地域掲示板です。地域掲示板なので近くに住んでいる人たちにターゲットを絞ることができます。ライターは送りにくい物品なので、対面での受け渡しが可能なこれらのメディアなら、使い捨てライターも出品しやすいかもしれませんね。
使い捨てライターのガスを抜く方法
まとまった数の使い捨てライターを処分しなければならない場合、とても面倒なのが「ガス抜き作業」です。
使い捨てライターを廃棄処分する場合は、一部の例外を除きガスを抜く必要があります。以下にその方法を紹介しています。
1. 作業場所の選定
作業に入る前に、作業場所を探してください。「風通しのいい屋外」です。屋内では絶対に作業しないでください。ライターのガスがせまい屋内にたまると、何かの拍子に爆発しないともかぎらないので、必ず守ってください。
2. 準備
必要なのはガムテープなどのレバーをしっかり固定できるテープ類だけです。
3. 作業
テープを、ライターのレバーが固定できる大きさにちぎってレバーに貼り付けてください。その状態で点火動作をしてレバーが押された状態でテープをボディに貼り付けて固定します。
耳をすませてガスが出ているかどうか確認してください。テープの固定があまいとうまくガスを抜けません。そのまま半日程度放置します。
4. 確認
点火動作をしてガスが抜けているか確認したら、作業は完了です。
使い捨てライター処分時のNG行為
使い捨てライターを処分するときは、屋内でのガス抜き以外にもNG行為があります。以下のような行為は、あなた以外の誰かも傷つけてしまうかもしれないので絶対にやめてください。
・破壊する
・分解する
・ガスが入ったまま捨てる
こういうことをするとライターが破裂する可能性があります。このようなライターがガス抜きもされずにごみとして捨てられると、収集車のなかで破裂し、作業員のけが、収集車の破壊につながるかもしれません。
山口えびすサポートならライターのガス抜き不要
使い捨てライターを処分するときは、面倒なガス抜きをしなければなりません。2~3個程度のガス抜きならそれほど苦にならなくても、たくさんある場合は作業に時間も手間もかかります。
山口えびすサポートは、ガスが抜かれていないライターの回収も可能なので、まとまった数のライターを処分する場合はぜひご連絡ください。
まとめ
下関市では、ライターは「有害ごみ」です。燃料を空にしてから市に戸別収集を依頼してください。不要なライターがたくさんありすぎてガス抜きが大変な場合や、ライターのほかにも処分する物がある場合は、山口えびすサポートにご相談ください。