本記事では、ごみ屋敷化した家から引っ越しする方法を解説しています。
ごみがためこまれた「ごみ屋敷」。そもそも、ほとんどの人は、親、または自分が住む家が「ごみ屋敷」になってしまうなんて考えたことがないと思いますから、そこから引っ越すなんて別世界の話かもしれませんね。でも、日本では以前よりもごみ屋敷が問題化してきており、「人口の高齢化」という日本社会が抱えている問題が、その根っこにあることがわかってきました。したがって、ごみ屋敷はすべての国民が巻きこまれかねない問題です。自分が高齢者になったときに、「ごみをためこむことなんてない!」と断言することなど、誰ができるでしょうか?
ごみ屋敷化したお家からの引っ越し・通常の引っ越し業者には断られます
通常、引っ越しの際には引っ越し業者を利用します。パンダのマークやアリのマークの業者を利用すると、全国どこへでもかんたんに引っ越すことができます。このような全国的に広く知られている引っ越し業者は、ごみ屋敷化したお家の引っ越しに対応してくれるのでしょうか?
答えは当然のことながら「ノー」です。
引っ越し業者のなかには、不用品を引き取って処分してくれる業者もありますが、ためこまれたごみまで引き取って処分してくれる業者はありません。引っ越し業者を利用するのであれば、ごみを片付けてから依頼する必要があります。
山口でごみ屋敷化したお家から引っ越す方法
ごみ屋敷化したお家から引っ越す方法はいくつかあるのですが、いずれにしてもごみを片付ける必要があります。
協力してごみを片付けてから引っ越し業者に依頼
高齢の親御さんが認知症を患い、正常に日常生活が送れなくなってしまったとしましょう。認知症が原因で家にごみをためこんでしまう人は少なからずいて、親御さんも同様にごみをためこんでしまいました。施設への入居が決まり、引っ越すことになりましたが、このままでは引っ越せません。
この場合、兄弟や親類と協力してごみを片付けてから引っ越し業者を利用するか、片付けを不用品回収業者にまかせる、この2つの選択肢があります。
ためこまれているごみの量が少なく、家もそれほど広くなければ、兄弟や親類と協力してごみを片付けることも可能です。しかし、それ以外の場合は不用品回収業者に作業をまかせましょう。一軒家ともなると、協力して片付けようとしても不可能です。
片付けと引っ越し、両方可能な不用品回収業者がある
引っ越しサービスを提供している不用品回収業者が存在します。このような業者に依頼すれば、ごみ屋敷の片付けと引っ越しを両方、スムーズに終わらせることが可能です。遠方への引っ越しは困難ですが、「中国地方」などの同一域内であれば、比較的安く利用できます。
不用品回収業者にごみ屋敷の片付けを依頼する場合の費用
参考までに、不用品回収業者にごみ屋敷の片付けを依頼する場合の目安となる費用をご紹介します。
間取り | スタッフの数 | 費用の目安 |
1R 1K | 2人 | 35,000円~ |
1DK 1LDK | 2~3人 | 55,000円~ |
2DK | 3人 | 80,000円~ |
2LDK | 3~4人 | 100,000円~ |
3DK | 4人 | 140,000円~ |
3LDK | 4~5人 | 160,000円~ |
4LDK | 5人以上 | 180,000円~ |
5LDK~ | 5人以上 | 200,000円~ |
山口県内で引っ越す場合の費用
引っ越しサービスを提供している不用品回収業者を利用して、山口県内で引っ越す場合にかかる費用の目安は、単身者で70,000~80,000円程度、子供を含む家庭で200,000~300,000円程度です。
まとめ
ごみ屋敷と化した家から引っ越すには、先にごみを片付ける必要があります。ごみ屋敷の内部は床が抜けるリスクがあるかもしれないので、一般の方には危険です。ごみの量が少ない場合を除き、ごみの処分は不用品回収業者にまかせることをおすすめします。ごみ屋敷からの引っ越しは、山口えびすサポートにおまかせください。