大きな物置を処分するとなると、実はけっこう大変です。物置は、風雨や地震にも耐えられるよう頑丈にできていますし、そのままごみに出すわけにも当然いきません。空き家にしている実家に物置が設置されたままになっていませんか?この記事では、山口市で物置を処分する方法を解説しているので、心当たりのある方はぜひ読んでみてください。
山口市は物置の分別区分に触れていません
山口市は、市の「ごみ分別の手引き」のなかで物置の分別区分には触れていません。物置をそのまま出すことなど、山口市は想定していないことはまちがいありません。
では、どうすれば、物置を処分できるのでしょうか?
山口市は、一辺の長さが1mを超えない金属や小型家電製品を月に1回、地域の集積所から回収しています。また、1mを超える場合でも「粗大ごみ」として戸別、または自己搬入の形で回収しています。山口市はとくに解体ごみの受け入れに関して触れていないので、物置も一定のサイズに解体すれば、市の収集サービスで処分することが可能です。ただし、集積所に大量のごみを出すわけにはいかないので、たとえ解体できたとしても粗大ごみとして処分することになります。
山口市で物置を処分する方法
山口市にお住まいの方は、あまり現実的ではありませんが、物置を解体することができれば、自力で粗大ごみとして処分することが可能です。
そのほかに山口市では、不用品回収業者を利用したり、売却したりして処分することができます。
物置を自力で解体して処分
DIYを趣味にしているなど、一部の方は、先ほど触れたとおり、物置を自力で解体して粗大ごみとして処分することが可能です。
物置には金属以外にもさまざまな材質のパーツが使われているので、すべてしっかり分別します。小さな硬質プラスチックパーツは、少量であれば「燃やせないごみ」として地域の収集日に集積所に出して処分してもいいでしょう。
解体した鉄板や金属パーツは、トラックを用意するなどして、山口市のごみ処理施設に自己搬入します。
山口市は粗大ごみの戸別収集もおこなっていますが、総重量が50kgを超えると収集してくれません。そのため、現実的には自己搬入することになります。
粗大ごみを受け入れている山口市のごみ処理施設は以下のとおりです。
・不燃物中間処理センター
住所:宮野下11782番地1 電話:083-941-0051
・鍛治畑不燃物埋立処分場
住所:小郡上郷10596番地55 電話:083-972-8248
・青江一般廃棄物最終処分場
住所:秋穂東3465番地先 電話:083-984-4799
・阿知須清掃センター
住所:阿知須5819番地 電話:0836-65-4953
・阿東クリーンセンター
住所:阿東生雲東分11119番地 電話:083-952-1378
ごみ処理施設への持ち込みの際は、別途お金がかかります。20kgまでは無料、50kgまで470円、100kgまで940円です。営業日や営業時間については、施設に直接確認してください。
不用品回収業者を利用して処分
山口市でサービスを提供している民間の不用品回収業者を利用して、物置を処分することができます。
不用品回収業者を利用するのが、もっとも現実的で、ストレスも少ない処分方法です。
自力で物置を解体するとなると、ケガをしてしまう可能性もありますし、トラックを準備して解体した部材を積み込み、ごみ処理施設に搬入する必要があるので大変です。
不用品回収業者に依頼すれば、解体してパーツを分別する必要がありません。すべての作業を業者が担当してくれます。
物置の解体だけ自力で行い、処分だけを不用品回収業者にまかせることも可能です。
不用品回収業者を利用して物置を処分するメリット
不用品回収業者に物置の処分を依頼する場合、物置の中にまだ物が入っている場合は、その処分も同時に依頼できます。
すでに触れたとおり、解体も同時に依頼できるので、とにかく楽です。自力で処分する場合よりもお金はかかりますが、トラックをレンタルする必要がある方は自力でもそれなりにお金がかかりますので、そのあたりも考慮してから処分方法を選択することをおすすめします。
不用品回収業者を利用する際の費用相場
物置の大きさ、中身の有無など、状況により異なるので一概には言えませんが、1.5畳程度の一般的な大きさの物置なら、解体作業も含めて3万円程度から可能です。見積もりについて詳しくは、山口えびすサポートまでご連絡ください。
物置を売却して処分
まだ傷んでいたい、きれいな物置であれば、売却して処分できる可能性があります。物置を専門に買い取っている業者もあるほどです。このような物置の処分をお考えの方は、売却することも考えてみましょう。
まとめ
物置を自力で解体するのはとても骨の折れる作業です。安全面のこともあるので、DIYに慣れている方を除いては、業者に作業を依頼することをおすすめします。
金属系の物置は、リサイクルできる部材が多いため、意外に安く処分することが可能です。ぜひ、山口えびすサポートまでご相談ください。